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続 KATO HO(16番) DD51を八高の800番台風に仕上げる②

2020年 08月30日 10:39 (日)

前回に続いてDD51の誘導ステップを作って行きます。
 IMG_20200824_172136.jpg
twitterに上げた写真ですが、写真と外したスノープロウとにらめっこしながらプラ番から作った試作品です。
本体から縁が切れている感じ、斜めになったアームが何処に繋がって行くのか分からない感じが表現出来たと思います。
本当はこういうパーツは3Dプリンターとかで作ると格好良いのでしょうけど…
 IMG_20200829_175618.jpg
作り易さを考慮して、t=0.5㎜のプラ板から作りやすい様に寸法を丸めて行きます。
 IMG_20200825_114646.jpg
2.5㎜×5.5㎜に切りだしたプラ板にエバグリーンの2㎜×0.5㎜幅の帯材から切り出した直角三角形のパーツを接着。
 IMG_20200825_121311.jpg
本来は湾曲したり難しい形状をしているスノープロウ接続部のパーツですが、ディフォルメを加え0.5㎜のプラ板から切り出し、反対側に接着します。高さ方向は試作品より0.5㎜下げて設計しました。
 IMG_20200825_130149.jpg
中央から後にかけて2㎜幅のプラ材を貼り付け、ヤスリで整えます。本来写真を見ると、このくらいの位置にも接続の足がスノープロウに向かっている様ですが、強度確保と製品の窪みに合わせて取り付ける為、更に足にもプラ板を足して一体としの接着シロにしました。 
 IMG_20200825_171543.jpg
ステップの三角の部分と接着シロに向かって幅2㎜の帯材を斜めに接着して結びます。接着剤が固まったら、飛び出した箇所をヤスリで仕上げ完成です。
 IMG_20200825_194257.jpg
モデラーはすぐ仮組をしたがる…
正面から…
 IMG_20200825_194240.jpg
上からと下から。
この写真ですとどんな感じに取り付けを考えたか理解しやすいと思います。
 IMG_20200825_194949.jpg
出来てしまえばあっけない話ですが、写真だけだとなかなか構造が掴めず時間が掛ってしまいましたが、模型的には恐らくこんな解釈で当たらずとも遠からじだと思いますが、如何でしょう?
次回は色を塗って取り付けます。
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続 KATO HO(16番) DD51を八高の800番台風に仕上げる①

2020年 08月25日 23:54 (火)

間も無くTOMIXから大きな方のDD51A寒地形国鉄時代の釜がでますが、KATOのDD51が2台買えてしまう価格帯に加工するにはちょっと躊躇させるものが有りますね。そこで発売から30年経ちますが、KATOのDD51に目が向く訳です。
手を加えて自分好みにするには持って来いの製品と言えるでしょう。プロトタイプが特殊な時期の機体を製品化している事を除けば…

色々弄って2年前に暫定的に完成させたKATO製DD51 800番台。
 IMG_20180525_161202.jpg
暫定というのも、気に入らない箇所の一つである車端部のステップを消化不良でそのままにして放置してるからで…
 IMG_20180407_142047.jpg
吊るしの状態では、車端部のステップはこんな感じで暖地形機関車や、古いタイプに見られる形状を有しています。
 IMG_20180504_060245.jpg
なのでデッキ塗装の時に最下段を切り取ってしまいました。
 IMG_20180526_131532.jpg
では実際のDD51のステップはどうなっているか見てみましょう。
 IMG_20180526_131816.jpg
現存する800番台車では最若番になってしまったお召し機の842号機です。
真正面から見ると最下段は非常に薄く、華奢に見えます。これを表現する為にクサビ形に切れ込みを入れて表現を試みる場合も有りますが、仕上がりは思った形状とは遠い印象…
 IMG_20180526_131205.jpg
百聞は一見に如かずですね、この形状のステップは車体側に付いているのでは無くスノープロウに接続されています。これが違和感の根源の様です。
 IMG_20180526_131154.jpg
市販の模型でもスノープロウ側にモールドを付けている製品を見た事が無い事が、さらに誤解を生む要因の一つかも知れません。
 IMG_20180526_131219.jpg
後から観察しますが完全に上から一段目、二段目とは縁が切れています。
 IMG_20180526_131645.jpg
複雑に折り曲げられた板材でスノープロウと結ばれている構造を理解しないと、似せる事が出来ないなかなかの難物です。
 IMG_20180526_131732.jpg
思いつく限り、ここを表現しているのはアオシマの1/45のプラモデルくらいじゃないでしょうか(ムサシノモデルも?)。

完全再現は無理としても、少なくとも車体側とは縁が切れている状態は再現したいもの…頑張ります。

とれいん紙成模型塾 西武351系に挑戦②

2020年 08月18日 13:53 (火)

今週は西武351系の続き、サハ1311です。

前回は曲げ癖を付けて車体になる感覚を身に付けましたが、今回は窓を抜く作業が待っています。
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窓を完全に抜いてから曲げ癖を付けても、抜いた所の戻ろうとする力が働くのは何となく想像が付きますから、この段階できっちり癖を付けておきます。
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側板を金尺で固定し、屋根側を持ち上げる感じでしょうか。屋根のRの立ち上がり箇所はきつめに折り曲げる感じです。
 IMG_20200509_113449.jpg
窓抜きを開始しましたが、なかなか綺麗に抜けません…
自分はポピュラーなカッターナイフで抜いていく方法ですが、最初から窓幅に合わせてカミソリの刃を折り、専用の治具を作る方法も有るそうですが、修練のつもりでカッターで抜いて行きます。
 IMG_20200509_160929.jpg
ドア部分のRはパワーグリップの力を借りますが、実験の結果、最初から目的のRのノミを使用するより、大雑把にR化する場所を残し、小さめのRのノミで削りとる方が、自分ではやり易いようです。
 IMG_20200509_162056.jpg
側面の開口部は全て抜けました。
普段なら金属定規を使いますが、隠れてしまう部分が多くやり辛くて仕方が有りません。ダメになったら捨てるのスタンズで透明なプラスチック製の物に替えたら調子がよくなりました。このへんも従来の作業方法とは意識改革が必要なようです。
 IMG_20200509_165343.jpg
定規の種類や定規を当てる位置、刃の状態でかなり仕上がりを左右して、均一に仕上がりません。慣れているプラならヤスリで修正で終了なのですが、紙はそうも行きません。御しがたい…
 IMG_20200509_164743.jpg
とはいえ全くヤスリが使えないという訳でもなく、妻面の肩部R出しなんかはヤスリで追い込んだ方が綺麗になりそう。

いやー、紙に慣れるまでには暫く時間が掛りそうです。

KATO HO(16番)EF58をどこから見ても122号機に⑤

2020年 08月09日 22:23 (日)

記事を書いているとネタによって反応が違うものだなーと常々思っていますが、特に機関車ネタは皆さん興味がお有りの様で、今書いているEF58が終わったらどうしよう…と考えてしまいます。暫く機関車増備の予定無し、出物が有ればDE10とPFは増備したいとは思いますが…

という事で今週はゴハチの続きです。そして地味です。ご容赦下さい。
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上回りは塗装直前まで仕上がりましたので一旦中断。足回りの加工を行いましたので、記録しておきます。
EG機の特徴、先台車のエンドビームにKE-3ジャンパ線を付けます。これはボナPH-040に含まれているパーツそのまま利用しますが、位置がずれると格好悪いパーツを瞬着で取り付けなければならない、心臓に悪い加工です。またジャンパーケーブルを真鍮線を用いて表現出来る仕様になっているので表現する訳ですが、曲げ方を工夫しないと先台車と干渉し、カーブが曲がれなくなりますので要注意な加工です。
 IMG_8318.jpg
正面向かって右側には同じくKE-3ジャンパ栓が付きます。これは文字通り栓だけなので、走行時の干渉は考えなくても良いですが、しくじるとリカバリーがしにくいので注意深く取り付けます。
 IMG_20200809_102952.jpg
金属パーツの接着が終了したら、台車関係全てにガイアノーツのマルチプライマーを塗布。その上から同じくガイアノーツの鉄道用カラーの黒をエアブラシで吹きます。本来、軟質プラの台車にはあんまり塗りたくないのですが、パーツ取り付け箇所との差異を無くすにはこれしか有りません。甲斐あって仕上がりは上々だと思います。
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次に乗務員扉脇の手摺を作ります。これも付属の軟質プラそのままで逃げたい所ですが、製品とは違い後方確認しやすい様、長さが短くなったタイプを表現する為、0.4㎜真鍮線を必要数以上曲げて、仕上がりの良いものを使います。因みに均一な曲げにするには元のプラ手摺にピンバイスのドリルを当てがい、近似のRを探してやるとストレスがあまり掛りません。
 IMG_8321.jpg
かまぼこ板に規定の間隔になる様穴を空け、そこに特徴的な玉パーツを取り付け、固定します。
このパーツも至れり尽くせりなPH-031のパーツセットに入っていますが、うっかり一組無くしてしまい天賞堂の19016 EF58用ドア手摺受けパーツを買い直す破目になりました…トホホ…

とれいん紙成模型塾 西武351系に挑戦①

2020年 08月02日 17:07 (日)

鉄道模型は素材も多岐に渡ります。製品として発売されるものは最近はプラ製品が大多数を占めますが、重厚感が魅力の真鍮製の製品も沢山あります。地域色の強い私鉄車両や、少数しか作られなかったマイナーな車両は需要の多いNでは昨今、プラ製品化に恵まれる機会も多いですが、市場規模の小さい16番(HO)ではそうも行きません。高い真鍮車両をおいそれと導入出来ないモデラーはどうするかというと、昔から紙で作るという選択肢が有りました。最近 はCADの普及でレーザーカットを用いたペーパー製品もリリースされる様になりちょっとしたブームの様相です。
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とは云えNからの転向組の自分は紙工作のロストテクノロジーの世代にあたり、ノウハウが殆ど有りませんが欲しい車両を手に入れるには手を動かさないとなりません。
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鉄道模型誌のとれいんには10年くらい前から紙成模型塾と題して紙面連動でペーパー車体が付く事が有ります。
私鉄電車では東急、京王に並んで西武電車が大好きな自分は同じく会社の同僚で西武好きなGND氏(鉄道ファンの多い会社だ…)より同紙351系ペーパーキット部を譲りうけ、保管していました。
最近になり氏から、譲渡分のキットがどうなったと質問される事も多く、今年は西武351系が引退して30年の節目という事もあり一念発起作業に取り掛かる事にしました。
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練習も兼ねて在庫は2枚、使用は一両のサハ1311から組んでみることにします。
簡単なのは雑誌の制作記事に有る様に側面と正面は型紙を、屋根は木製を使うのが恐らく綺麗に仕上がるであろう事は想像に難く有りませんが、折角ペーパールーフで組める様になっているのと、屋根カーブが特殊なクモハ351と仕様を合わせる為、茨の道を進もうと思います。
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車体を切り出しました。
裏に返してカーブのきつい肩になる部分に1㎜間隔で線を引き、金尺を当ててカッターナイフで筋目を付けて曲げ易くします。
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Rの緩い屋根中心部は机の縁を利用して曲げ癖を付けて行きます。
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Rがほぼ決まったら、車体を折り曲げます。ここをしくじると格好悪くなりそうなので、長めの金尺でしっかりと車体を押さえこみ、屋根側に手を添えながらじわじわ折り曲げて行きました。
付属の屋根スケールを当てがい大きな乱れも無く一安心…慣れない作業で消耗が激しいです。
紙は手軽ですが、失敗した時のリカバリーがプラや金属ほど融通が利かず、湿気にも弱いので結構緊張しますね。

試行錯誤しながらの制作ですので、途中でしくじるかもしれない綱渡り企画です。どうぞ温かい目でお見守り下さい。